kasei_sanのブログ

かせいさんのIT系のおぼえがきです。胡乱の方はnoteとtwitterへ

ストレングス・ファインダーをやってみて自分の特性が明確になったお話

先にまとめ

主に自分向けの内容です

  • ストレングス・ファインダーは、得意を伸ばすために、自分の資質と伸ばし方を知るメソッド
  • 自分の資質のTOP5は、「適応性」「回復志向」「調和性」「収集心」「原点思考」だった
  • 自分の方向性が見えたので、今後の行動の指針にすべく「できないこと」「積極的にやること」「強みを伸ばすためにやること」を作ってみた
  • 自己評価が低い人は一度やってみると良いと思った

ストレングス・ファインダーとは

その人の精神的な特性(「資質」と呼ぶ。全32種類)を見える化して、それを伸ばして「強み」にするメソッド

  • 人は苦手をなくすより得意を伸ばしたほうが得るものが多いよね。という思想で作られている
  • 古本を買わないように注意!! 本についてるアクティベーションコードで、資質をチェックするwebテストを受けて、それを元に話を進めるため

自分はどうだったの?

自分の資質のTOP5は、「適応性」「回復志向」「調和性」「収集心」「原点思考」だった

それぞれ、こんな特性だと理解

適応性

現在に重きを置き、柔軟に現在の状況に対処する資質。 弱点は厳密な計画性や手順。計画をたてるときは別の資質を持つ人に助けてもらう。 短期決戦の繰り返しの時に最も生産的になれる。

回復志向

問題の解決が得意。チームやプロジェクトの問題を特定し、本来あるべき状態に回復させる。 自分の問題に厳しく向き合いすぎるので、改善可能な具体的な課題(スキル不足など)に落とし込むと良い。自分が得た経験を共有し、問題の予防に落とし込めればより価値を提供できる存在になれる

調和性

同意点を求め、違いを受け入れる資質。違う視点を持つ人々を交流することができるタイプ。その人達を招き入れたり、頼ることでより多くのものを得ることができるはず。また、ファシリテーター向き。逆に日常的に人と対立する仕事や人が対立している環境は避けるべき

収集心

コレクター。何のためではなく、収集する性質。毎日新しいものごとを収集する必要がある仕事が向いている。意識的に収集する時間を作ると良い。集めたものを役立つようにアウトプットするのが苦手なので、意識して集めたものに価値を見出してくれるグループにアウトプットしていくこと

原点思考

歴史的経緯、はじめの意図を知ることで今の問題を解決できると信じている。ものごとの背景に関する深い理解を示す。その人のこれまでを知っているのでより深く交流ができる。逆に初対面や新しい状況が苦手。過去の事例から、成功の為に切り捨てるべきことと、保持するものが分かるはず

資質を見せられて感じたこと

  • 自分が今まで他者に言われてきたことが大半だったので、納得感は高かった
  • 意思決定や未来を想定するというのがニガテというのは、ちょうどマネジメントに挫折した所だったので納得
  • 相反する資質については、その資質を持つ他者とチームを組むことで生産性を上げれば良い。とも本に書かれているし、せっかく調和性が高いので人に頼ることを意識したい。
  • 調和性は裏目に出ると他者の要望に答えている内に自分の長期的な利益を損なうらしい。自覚があるので、どこまで許容するか自分の中で線を引きたい
  • 長期的な計画を短期決戦に落とし込む工夫をする必要がある。OKRのKeyActionをなるべく細かく具体的にするとか、(当たり前だけれど)スプリントバックログで付けられた優先度で作業するとか、個人的なテクニックとして、ポモドーロ・テクニックとか、TDDとか。

自分の方向性が見えたので、今後の行動の指針にすべく「できないこと」「積極的にやること」「強みを伸ばすためにやること」を作ってみた

それを自覚して他者にも明示することで、より良いアウトプットができるはず

これは本に書かれていることではなく、自分をより俯瞰するために勝手にやってみたこと

できないこと

  • 長期的な計画を立てたり、意思決定をするときは、助けが必要
  • 常に厳密な行動が定められている仕事はミスをする可能性が高い
  • 対立が発生している環境に居続けることはできない

積極的にやること

  • 発生したトラブルや障害について率先して対応する
  • ミーティング等で積極的にファシリテーターを務める

強みを伸ばすためにやること

  • 人に頼る。1日1回だれかにアドバイスや助けを求める
  • トラブルを解決するためのスキルを身につける。月に1つテーマを決めて、現状の仕事で足りていないスキルを身につける
  • 長期的な計画を短期決戦に落とし込む。大きいタスクは切り分けて、自分の中で締め切りを設ける

最後に感想

自分の苦手には目がいくが、得意は自覚できていなかったので、やれて良かった。自己評価が低い人こそやると良いと思った