各バージョンの寿命ってどんなもんなの?
先に結論
- 現在更新されているのは、2.1 と 2.2
- 2.0はセキュリティFixのみ(メンテナンスモード)
- メンテナンスモードは1年間(2.0 は 2016/02/24 に終了予定)
- 1年に1回、クリスマスにマイナーバージョンが上がる
- 2015/12/25 に 2.3 が出る予定
- 明言されていないけど、2.0 を見る限り、マイナーバージョンはリリースから2年でメンテナンスモードに入る様子
- 多分 2.3 がでたら、2.1 はメンテナンスモードになるんじゃないかなぁ(憶測)
最近のRubyの各バージョンの動向
2012
- 2012/07/01 : 1.8.7 メンテナンスモード開始
2013
- 2013/02/24 : Ruby 2.0.0-p0 リリース
- 2013/06/30 : 1.8.7 メンテナンスモード終了
- 2013/12/25 : Ruby 2.1.0 リリース
- 2013/12/27 : 1.8.7, 1.9.2 メンテナンスモードの延長(Herokuがリソース提供)
2014
- 2014/02/23 : 1.9.3 メンテナンスモード開始
- 2014/07/31 : 1.8.7, 1.9.2 メンテナンスモード終了
- 2014/12/25 : Ruby 2.2.0 リリース
2015
- 2015/02/23 : 1.9.3 メンテナンスモード終了
- 2015/02/23 : 2.0.0 メンテナンスモード開始
- 2015/03/03 : Ruby 2.2.1 リリース
- 2015/04/13 : Ruby 2.2.2 リリース
- 2015/08/18 : Ruby 2.2.3 リリース
今後の予定
- 2015/12/25 : 2.3.0 リリースの予定
- 2016/02/24 : 2.0.0 メンテナンスモード終了の予定
- Ruby3.0新機能案
- C拡張なくなるのか...
メンテナンスモードについて
メンテナンスモードに入ると、それ以降は重要度の高いセキュリティfix以外のリリースは行われなくなる
- メンテナンスモードの期間は1年
- 以降は特別な理由が無い限りアップデートは終了となる
- スポンサーがつくとか
バージョン番号について
- 2013/12/21 以降、セマンティックバージョニングというルールにもとづいている
ざっくりこんな運用らしい
- マイナーリリースで対応出来ない場合、メジャーバージョンが上がる(2.x → 3.0)
- 年に1回(クリスマス)マイナーバージョンが上がる(2.1 → 2.2)
- APIレベルの非互換がありえる
- API互換性を維持したセキュリティ/バグフィックスした時、タイニーバージョンが上がる(2.2.1 → 2.2.2)
- 2-3ヶ月毎にリリースされる予定
2.1系、2.2系はいつまで使えるの?
多分 2.3 がでたら、2.1 はメンテナンスモードになるんじゃないかなぁ(憶測)
- 2.0系がリリースからちょうど2年でメンテナンスモードに入った
- 中の人によると、メンテナンスができるのは2本が限界とのこと